日限地蔵尊

 日限地蔵尊(おひぎりさま)は「日を限って一心に願掛けすれば、不思議にも聞き届けてくださる」ことで知られ、日々多くの方が参拝にみえます。毎月23日のご縁日、特に4月の例大祭には、大般般若法要が行われ、桜の咲きほころぶなか、露店や青空市も立ちならびます。

  江戸時代の末、下諏訪の商人と二人の女性の篤い信心により、伊豆三島の蓮馨寺から分身が勧請され、嘉永三年(1850)に諏訪下社秋宮三精寺に安置されました。明治の廃仏毀釈により当山へ遷され、大正十四年(1925)には、現在の日限堂が建立されています。

  明治から昭和初期、「シルク岡谷」と云われた製糸業を支えた方々をはじめ、多くの参詣者による賑わいは、今も古老に語り継がれています。本来、地蔵菩薩は、24日が縁日ですが、宵祭りに出かける人が多かったため、いつしか23日が縁日となったとされます。戦後になって例大祭が復興され、会館・御水舎・点香所等も整備されました。


  地蔵菩薩は、修行者の姿をしています。これは何処へでも出向き、錫杖にて諸魔を払い、宝珠にて諸願を満たすという誓願の現れです。特に子供やお年寄り、そして弱い立場の者を護り、導いて下さる仏様です。地蔵菩薩のご真言「オンカカカビサンマエイソワカ」をお唱えし、心をこめてお参りください。


[例大祭] 毎年4月23日 午前9時〜午後8時:寺前通り青空市
午後2時:大般若転読法要
[ご縁日] 毎月23日 午前10時:護摩修行(御札申し込みは前日まで)
午前11時:縁日法楽(ご自由に参列ください)
境内・青空市、会館・うどん接待
[御開帳] 丑歳・未歳 次回:2021年4月23日
[お線香・お守り・おみくじ] おひぎりさま会館1F